有名人やおしゃれさんに大人気のボストンメガネ。ここ数年人気が続いており2021年も流行りのメガネです。形状や素材、コーデーなどボストンメガネについて紹介します。
目次
ボストンメガネってどんなメガネ?
ボストンメガネは、1950年代にアメリカのボストンで流行したことからボストンメガネと呼ばれています。元々はウェリントンのような四角いメガネが主流でしたが、アンディ・ウォーホルやジョン・レノンが愛用したことから丸メガネ(ボストンやラウンド)が人気になったメガネと言われています。
今となっては定番となっているボストンメガネも、実は50年以上も歴史のあるクラシックなメガネなのです。
ボストンメガネの形状は、おむすびを逆にしたような逆三角形型をしています。ラウンドメガネと共に丸メガネとして総称されることが多いですが、よくみると下に向かって狭まっておりラウンドメガネとは形状が異なるのです。
どんな種類があるの?
ボストンメガネでも色や素材などいくつかの種類があります。まずは定番の形からみていきましょう。
リムが黒かべっ甲柄がボストンメガネの定番の型
ボストンメガネと言えば、リム(レンズの周り)が黒、ブリッジ(鼻の部分)やテンプル(両サイド)がシルバーやゴールドといったタイプが定番です。ボストンメガネが流行った当初はリムの太さが太いものが多かったですが、最近はリムが細いものも人気です。
※メガネの部位説明
シルバーやゴールドのボストンも人気
ボストンメガネの愛用者が増えた影響もあり、定番のカラー以外で人気なのがリム含め全体がシルバーやゴールドのボストンメガネです。
ラウンド型のような上品な感じを保ちつつも、形は逆三角形なためどんな顔の形状にも合いやすいのが特徴です。勝手な印象ですが読書好きや文豪感が出て知的さが増すような気がします。
フレームは肌の色に合わせて選ぶと良いです。肌の色は「イエローベース」と「ブルーベース」に別けられます。黄み寄りのイエローベースではゴールドやブラウンが似合い、白み肌のブルーベースの方はシルバーなどのフレームが合います。
肌の色についてはこちらのVoCEのサイトを参考にしてください。
参考サイト:VoCE
イエベ・ブルベ診断|あなたはどっち?【血管】【白目】で分かる!肌色簡単見分け法
どういったシーンで使えるの?
クラシックなデザインは、懐かしい雰囲気を漂わせるだけでなく知的な印象も与えます。オン・オフ問わず使いやすいメガネです。カジュアルではどんな服装にでもほぼ合います。
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黒縁メガネと呼ばれるようなウェリントンに比べると、ボストンは遊び心と知的さを両方兼ね備えているのでもフォーマルでも充分に活躍し持っておいて損はないメガネです。メタル素材のボストンはすっきりとした印象を与えてくれます。
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女性にはオーバーサイズも根強い人気です。小顔効果も期待できます。
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ボストンメガネはどんな人に似合うの?
比較的にどんな顔の形状の形でも似合いやすいのがボストンメガネの特徴です。丸メガネは逆三角形や四角顔の人に相性が良いと言われていますが、ボストンの場合は下に向かって狭まっているため、丸顔やたまご型にも違和感なく掛けられます。
丸顔やたまご型の顔で似合うか心配な方は、リムの目尻が少し出っ張ったものを選ぶと重心がサイドにいくので目立たなくて良いそうです。こちらの内容については下記の動画でとっても判りやすく紹介(0:27ごろ)されています。ぜひご覧ください。
似合うメガネについては下記も参考にしてください。 続きを見る
参考【似合うメガネの選び方】失敗しない!自分に似合うメガネ選びでオシャレに楽しく
みんなのボストンメガネコーデ
ボストンメガネについてインスタを集めてみました。購入を考えている方や髪型、コーデーの参考なればと思います。
有名人のボストンメガネ
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ボストンメガネのデメリットは?
ここまで良いことばかりを書いてきましたがボストンメガネにもデメリット(取扱い上の注意など)もあります。
耐久性は大丈夫?
ボストンメガネはテンプルが細い形状のものも多いため、素材によっては折れたり、曲がったり大事に使わないと他のフレームに比べて壊れやすいくなります。特に安いメガネはテンプルとリムの結合部分が弱かったりするとすぐに壊れてしまうので注意が必要です。
分厚いレンズには不向き?
ボストンは薄型のリムが多いため分厚いレンズの場合、横から見た時にはみ出してしまいます。チタンのリムの場合は難しいですが、プラスチックの場合は許容できる範囲に調整できるかもしれません。買う前にお店で店員さんに聞いてみましょう。
ボストンメガネの値段は?
ボストンメガネの価格は、1万円以下〜3万円くらいのものまでブランドによってさまざまです。使っている素材や部品、ブランドの価値などによって値段は異なってきます。
Zoff 8,800円 | Zoff 11,000円 |
Zoff 8,800円 | OLIVER PEOPLES 27,000円 |
OLIVER PEOPLES 27,000円 | DIOR 32,450円 |
Zoff 8,800円 | Zoff 8,800円 |
Zoff 8,800円 | OLIVER PEOPLES 25,700円 |
RayBan 16,180円 | OLIVER PEOPLES 26,000円 |
番外編:ボストンメガネのルーツ
ボストンは、アメリカの世界最古のメガネメーカーであるアメリカンオプティカルが1930年に開発してビットしたフレームが起源だと言われています。
アメリカンオプティカル社は、メガネ以外にも第二次対戦において軍事用のゴーグルの開発や、アポロ11号の月面着陸の際に、アームストロング氏たちが使用したサングラスなどを手掛けてきました。その後もハリウッドのスター達が同社のメガネを愛用するなど、現在に至っております。
ボストンメガネは、1950年にアメリカ西海岸に再度ブレイクを果たし、アンディ・ウォーホルやジョン・レノンなど、現在も多くの著名人に愛されています。