メガネを選ぶ時にセルフレームやメタルフレームなどといった用語を耳にする事があるのではないでしょうか。
セルやメタルはフレームに使われる素材の事です。
どちらを選ぶかによって掛け心地やデザインも大きく変わるため重要な選択になります。ここではメガネのセルフレームについて解説します。
目次
セルフレームメガネとは?
メガネのフレームの素材は大きく別けて「セルライトフレーム」と「メタルフレーム」の2種類があります。
セルフレームはプラスチック製のメガネのことです。素材はアセテートやセルロイドで出来ています。
いわゆる黒縁メガネをイメージしていただくとわかりやすいと思います。
一方でメタルフレームは金属でできたフレームの事を指し、「チタン」「合金」「アルミ」などで作られています。
一般的にセルフレームの方がメタルフレームに比べて寿命が短いです。
知的でビジネス・カジュアルどっちでもいける万能フレームです。
セルフレームの良いところは?
艶やかで高級感がある
セルフレームは独特の光沢、そして艶が特徴です。
重厚感やメタルのテンプルとの組み合わせによってクラシックで上品で知的な印象になります。
ビジネス・カジュアルどちらも合わせやすい万能なフレームです。
カラーを楽しめる
一番オーソドックスなのが黒。いわゆる黒縁メガネです。
黒以外にもべっ甲柄や青、赤、クリアなどさまざまな色を楽しむことが出来ます。
オシャレのアクセントや色違いを持つことで洋服に合わせるバリエーションも広がります。
べっ甲柄 | クリアカラー |
価格が比較的安い
中には職人の手造りや素材によっては高価なものもありますが、生産工程でコストがかかりにくいためメタルフレームに比べ安価なフレームも多いです。
金属アレルギーの人でも安心
メタルフレームのようにテンプルなどが金属で出来ていないため金属アレルギーの方にも安心して使っていただけます。
セルフレームの素材の種類
アセテート
天然セルロースという原料で出来ており、加工しやすいのが特徴です。プラスチックのフレームの殆どがこのアセテートが採用されています。軽くてカラーバリエーションも豊富な素材です。
セルロイド
硬く加工が大変難しい素材で一流の職人の技術が必要です。アセテートに比べて耐久性に優れており、ツヤがあるので高級感が増します。
アセテートが採用されてからはあまり使われていません。値段もアセテートに比べて高価です。
以前はセルロイドで作られていたため、その名残でプラスチックのフレームをセルフレームやセルロイドフレームなどと呼んでいますが、現在は9割がアセテートを使っています。
国内では泰八郎謹製(タイハチロウキンセイ)がセルロイド一筋で「ノ一芯」という伝統製法で作っています。
ウテルム
耐熱性に優れており柔らかいのが特徴です。柔らかいため顔にフィットしやすいです。折り曲げしも壊れない上に軽いため軽量メガネとして販売されています。
耐久性の面で宇宙開発にも使われている素材です。
セルフレームの価格は?
セルフレームの価格はJINSやZoffでは5,000円〜から販売されています。
OliverGoldSmithや泰八郎謹製など高級なものは35,000〜50,000円するものもあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。セルフレームは価格が安いものが多いため気軽に使え、べっ甲柄やカラーバリエーションに富んでいます。
ビジネス・カジュアルともに使えますが、ビジネスで特に映える眼鏡なので仕事で使いたい方におすすめです。