【高いメガネと安いメガネの違いとは?】はじめてメガネを買う方にも解りやすく解説

メガネを買う際に悩むのが価格ではないでしょうか。お気に入りのメガネが見つかっても長く使えるかな?とか本当に値段の価値があるのかなど迷うと思います。高いメガネが何故高いのか理由を解説します。

高いメガネは何が違うの?

メガネは5.000円〜50,000円以上のものまで幅広い価格のものがあります。今回は高いメガネについて解説します。高いメガネには品質やデザインなど様々な面でリッチになっています。

なぜ高いのかをきちんと理解することで、今あなたに必要なメガネが見えてくると思います。これから購入を考えている方是非ご覧ください。

 
 

良い素材を使っているから高い

メガネでよく使われている素材にセルフレーム(プラスチック)、メタルフレームがあります。どちらとも安価な素材と高価な素材があります。

セルフレームメガネ

ラウンドメガネメタル

高いメガネは耐久性に優れた特殊なセルを職人さんが加工して作ったりしています。高度な技術が必要になるため値段が高いですが、頑丈さなどで長く使えるメリットがあります。

メガネは顔にフィットするように鼻とこめかみと耳の3点の調整が必要です。安い素材を使ってるメガネの場合、細かな微調整が出来ない事があります。

ラウンドやボストンなどで使われているチタンやアルミなどは、軽くて強度に優れており汗や涙など強いので、錆びたり腐敗しにくいのです。

黒縁メガネやべっ甲柄のメガネで使われているセルフレームでは、一般的にはアセテートという素材が使われています。高いメガネでは硬く加工が大変難しいセルロイドという素材で作られているメガネもあり、一流の職人の技術が必要なため高価です。

ラウンドメガネなどで使われているチタンにも種類があり、チタンの純度が高いものの場合、軽くて強度が高く、金属アレルギーの心配がほぼない非常に優秀な素材ですが加工が難しいという難点があります。

その他、超軽量で弾力性に優れたβチタンやニッケルとチタンの合金で形状記憶が施されているNT合金、加工がしやすいアルミなど素材によって価格が異なってきます。

 
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ブランドの価値が高い

ブランド価値

メガネだけでなく靴やバッグなどハイブランドの商品は、ブランドの価値により高価なものが多いです。グッチやクロエなど多くのハイブランドがメガネやサングラスを展開しています。

フレームにブランドのロゴがついていたり、専属のデザイナーが作っていたりするため人件費がかかっているです。

ただハイブランドで価格高いメガネだから機能や耐久性に優れているかというと必ずしもそうではありません。

個性的なデザインを優先して取り入れている場合もあるので注意が必要です。

 
 

生産国の違い

生産されている国によって人件費も変わるためメガネの価格も変わってきます。国内の職人さんが一つ一つ手作業で作られているメガネの値段は高いですし、アジアなど先進国で制作されたメガネは安いです。

日本に続いて高価なのがアメリカやヨーロッパです。特にドイツは1つものを長く使い続ける習慣ごあるため高価ですが頑丈で長持ちするメガネが多いそうです。

 
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製造ラインの違い

メガネはネジや金具など細かいパーツで作られています。安いメガネではネジなどのパーツを他のフレームでも流用出来るように出来ておりコストカットしているケースがあります。

一方で高いメガネでは一つ一つのメガネに合わせてパーツを用意する事もあるため、その分コストがかかっているのです。職人が作っているような高い眼鏡は金具の色や大きさなどフレームやリムのデザインに合わせて丁寧に作られているため、デザイン、機能どれをとっても隙がありません。

 
 

高いメガネに向いている人

毎日メガネを使う方

毎日長時間使うなど使用頻度が高い方には良いものを長く使って頂きたいです。耐久性や耐熱性などの強度や掛け心地を重視して頂くのが理想だと思います。

私もセルロイドフレームのメガネを持っていますが、これまで掛けていたメガネとは明らかにツヤや光沢が違うので、掛けていてモチベーションも変わってきます。

メンテナンスをきちんと行う事で長く愛用出来ます。

デザインやブランド重視の方

デザインや個性に富んだメガネが欲しい方や、ハイブランドが好き方も最終的に高いメガネに行き着くでしょう。

フレームにブランドのロゴがあるなど、好きなブランドのメガネだと気持ちが高まります。

職人や老舗重視の方

高いメガネは一流の職人の技が詰まっています。またオリバーピープルズやオリバーゴールドスミス、レイバンなどといった歴史ある海外ブランドや、国内では、金子眼鏡、白山眼鏡、鯖江メイドのメガネなど一流職人が手掛けたメガネをお求めの方も価格は高くなります。

高いメガネは安いメガネに比べ気持ち大事に使う事になるため、長持ちしますしアフターフォローもきちんとしている事が多いです。

高いメガネの注意点

高いメガネだからといってすべてのメガネが耐久性、耐熱性に優れている訳ではありません。機能や性能ではなくデザインやブランド価値によって高い場合もあります。

またセルロイドなど素材によっては、高級感はあるが重いものもあります。何か自分の中で重要なのかを考えて選びましょう。そして、購入前には試着して頂くのが良いです。

 
 

まとめ

いかがだったでしょうか。メガネは「素材」「生産ライン」「原産国」「ブランド価値」この4つの要因で価格が高くなっているのです。値段が高くても長く良いものを使いたい。機能や性能を重視大好きなブランドのメガネを掛けたい。有名人と同じメガネにしたい。など用途に合わせて見つけていきましょう。

 
 
 

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